つれづれなるままに日暮らし

子供オンライン英会話・大人オンライン英会話・海外のこと、IELTSのこと・・夢見る二人の子持ち母さんブログ

子どもの英語教育〜オランダの場合

英語ネタが続きます。

やはり私が海外大好きだったし、英語もしゃべれないから尚更子どもに英語を、という思いが強くなってしまっているんだと思う。

しかも、私も色々試行錯誤、子どもたちに英語を触れさせるのは苦じゃないし、自分自身にとってもとても勉強になる。

こんな記事を見つけた。yahooのどこかにリンクが貼ってあったからかな?

オランダの英語教育事情〜小学校卒業までに英会話をマスター

 

この記事、まさに私が読みたかった記事です。こんなすばらし教育をしている国があるだなんて。

小さいうちから英語の早期教育をすると、日本語とごちゃまぜになるからよろしくない、だとかいろんなデメリットがネットではちらほら聞かれる。

けれど、この記事、読んでみて下さい。

 

「英語習得はまさに、“The sooner, the better.”(早ければ早いほど良い)だ。」

とのこと。

それにオランダの英語教育は7歳からだったが、昨年の8月の法律改正により義務教育開始年齢の5歳から英語教育をはじめるとのことだ。

理由はこれー

「脳細胞は幼児期に形成され、その後は年齢とともに減少する。よって、脳細胞が最も多く活発な小学校低学年時に、英語を学び始めるべきだと考えられているからだ。」

 

それと例としてあげられている11歳の男の子は、2歳からイギリスのBBC放送の幼児番組を録画したものをほぼ毎日見てきた。その結果、4歳のときにはオランダ語と英語との完全なバイリンガルになったとのこと。

ーやはり、英語の掛け流しおよび、英語の番組を見せるは効果があるということなのね。

 

それと、英語教育のコツみたいなものが書いてある。※以下、記事を抜粋しています。

イラスト教材で右脳をフル回転!

ーこの絵を見ながらの音読が徹底的に繰り返される。これは、右脳と左脳の働きに注目して編み出された習得法とのこと。

大声で音読させて吸収力アップ!

ー若い脳を活性化させるには、横隔膜を振動させることが最も効果的。つまりボソボソと小声で読むのではなく、「大きな声で音読すれば、学習意欲も吸収力も高まる」ということ!

8歳になったら速く読むトレーニングを

ー最終的な目標スピードは「英語のラジオ放送のニュース」程度。もちろん、低年齢の子にはむずかしいので5~7歳の子は「大声音読」まで。「速音読」を始めるのは、オランダの小学4年生にあたる8歳くらいから!「速音読」を繰り返すことで、脳がリズミカルに刺激される。愛唱歌をいとも簡単に覚えられるのと同様、無理なく英語が頭に入る。3カ月間、毎日20分ほどこの方法を続けると、いつの間にか、英語が口をついて出てくるようになるという。

集中させる練習は1回5分間まで

ー速音読」をすることでウオーミングアップを終えたら、次に「シャドーイング」。まるで『影(シャドー)』のようにぴったりと追いかけるように口に出す」手法だ。

日本の大人向けの英語教材でも見受けられる方法だが、オランダではこれを8~9歳のころから徹底的に繰り返すそう。。。。(すごい)

 

英語で話し、すぐに母語で言い直す訓練

ー高学年からは「セルフ・インタープリティング」(自己通訳)で、英語力とオランダ語力の両方に磨きをかける子も多い。短い英語の文を話したら、すぐに母語に訳して話す方法。これは「英語は英語、オランダ語はオランダ語」ときちんと区別する訓練だ。いわゆる「バイリンガル」の中には母語の中に英語が混ざってしまう人もいる。

(これが重要なのね!!!)

母語と英語のチャンポン語」を使わないようにするために、両者をきちんと区別する「セルフ・インタープリティング」は非常に有効なのだ、とのこと。(私が危惧していた事はこれ)

 

オランダ式はつまり、「文法後回し」

ー「オランダ式脳活性化学習法」では常に口と耳を使うことが重要とされる。日本で語学学習の際に不可欠だと思われている「辞書」「参考書」「単語帳」のようなものは、小学生の段階では一切使用しない。小学校では一切文法を学ばないオランダだが、ハイスクール(13歳からの6年間)では「英文法」の授業がしっかりある。(そりゃそうだよなー。けれど一方で文法も必要だって言ってる人もいるのも気になるが)

 

磨き上げは大学卒業後の半年間で

ーオランダの若者たちは大学を卒業後、イギリスやカナダ、アメリカなどで半年ほど暮らします。英語が母語の国に行って実地訓練するのです。

 

いやはや、参りました。オランダ、素敵。国単位でこういうことをやっているんじゃ、そりゃあ今の日本人が小学校低学年から初めても、今のままの英語教育じゃバイリンガルにはほど多いよね。

しかし、イケアってスウェーデンの企業なのに本社がオランダにあるんだねー。

そのこともこの記事に書いてあります。

幼児英語教育に興味が有る方は、是非このプレジデントの記事を一読あれ。